【FP監修】学資保険の返戻率ランキングTOP10!2019年おすすめ学資保険は?

子供のために教育資金を貯めておきたい。そんな時に手助けとなる学資保険ですが、種類が多くてどれを選ぶべきか迷いますよね。 学資保険を選ぶ際にカギとなるのは、やはり返戻率の高さです。 今回はそもそも学資保険とはどういうものなのか、またカギとなる返戻率について詳しく解説し、返戻率の比較を元に、おすすめの学資保険を紹介していきます。

学資保険とは?

学資保険とは、子供の進学時などにかかる、教育資金準備を目的とした保険です。毎月決まった額の保険料を支払い、契約時に設定した子どもの年齢(15歳、17歳、18歳、22歳など)に合わせて、祝い金や満期保険金として受け取ることができます。
銀行の定期預金と違う点は、契約者が死亡するなど万一のことがあった場合、それ以降の保険料が免除されたり、死亡給付金がおりるなどの保障がついているところです。
また、受け取った祝い金や満期保険金は、一時所得となり特別控除などが受けられるという点も、メリットのひとつです。

学資保険の返戻率とは?

学資保険の返戻率とは、学資保険に加入して支払う保険料の総額に対して、将来受け取れるお金(学資金やお祝金、満期保険金、学資年金など)の割合がどれくらいかを数値で表したものです。
返戻率とは 学資保険 返戻率

受取金総額と、支払った保険料が同じ金額だった場合は、返戻率は100%になります。
支払った保険料より受け取れる金額が多い場合、返戻率は100%を超え、逆に受け取れる金額の方が少ないと、返戻率は100%を下回り、「元本割れ」となります。
このように学資保険を選ぶ際、「返戻率の高さ」はとても重要なポイントとなってきます。

返戻率を高くする方法は?

返戻率は保険会社によって違いますが、同じ保険会社の商品でも、契約内容によって違ってきます。せっかく学資保険に加入するなら、出来るだけ返戻率を上げて、受取額を多くしたいですよね。
では、どうすれば返戻率を高くできるのでしょうか?

保険料の払込期間を短くする

保険会社は、短期間で保険料の払い込みをしてもらった方が資金を運用に回しやすいため、払込期間が短いほど保険料は安くなるように設定されています
払込期間を短くすることによって保険料が安くなっても、満期時の受取額の総額は変わらないので、自ずと返戻率が上がることになります。
ただし、短期間で保険料を払いきってしまうということは、その分毎月の支払額は高くなるので、家計に合わせた無理の無い範囲で、払込期間を設定する必要があります。

保険料を一括払いにする

学資保険の支払い方法には、月払い、半年払い、年払い、一括払い、一時払い、全期前納などがあります。

月払い、 半年払い、 年払い 毎月、半年ごと、 1年ごとに支払う方法
一括払い 月払いの保険料を数回分まとめて支払う方法
一時払い 契約時に保険期間の全保険料を1回で支払う方法
全期前納 将来の保険期間の全保険料を1回で支払う方法

保険会社は保険料をまとめて支払ってもらえると長期の運用ができるため、割引率を高く設定しています。
返戻率を上げるために保険料をできるだけ安くするには、月払いの保険料を数回分まとめて払う一括払いを選ぶという方法があります。
また資金に余裕がある場合は、一時払いや全期前納にするとさらに返戻率を上げることができます。

一時払いと全期前納の違いとは?

一時払いは、支払うべき全ての保険料を契約時に1回で支払うことですが、似たものに全期前納払いというものがあります。
全期前納払いとは、保険期間の全ての保険料を前もって保険会社に支払っておくことです。契約時に全ての保険料を支払うという点では一時払いと同じですが、全期前納の場合は、保険会社が一旦保険料を預かり、毎月の支払期日に預かり金から支払うという形になっています。
そのため、月払いや半年払いに比べると保険料は安くなりますが、一時払いに比べると高くなります。
ただし条件を満たせば毎年保険料の控除が受けられることや、契約者の死亡や高度障害時、さらに万が一解約した場合には、未払い分の保険料が全て返ってくるというメリットがあります。

加入時期は早いほどよい

学資保険の加入には、契約者(親)と被保険者(こども)の年齢制限がそれぞれ設けられています。
加入可能年齢は学資保険を扱う会社ごとに変わってきますが、一般的には未就学児までというところがほとんどです。
また、年齢が上がればその分保険料も上がるので、学資保険の加入を考えている方はできるだけ早い時期に加入することをおすすめします。
早ければ早いほど保険料は安くなり、返戻率も上がります

学資金の受取時期をできるだけ後にする

学資金の受取時期は契約プランによってそれぞれ異なってきますが、小学校、中学校、高校の進学時にその都度祝金を受け取るようなプランにした場合、保険会社は早い時期に学資金を支払わなければいけないため、返戻率が上がりません。 返戻率を上げるためには、保険料の運用期間を長くすることがポイントです。 大学入学時にまとめて学資金を受け取ったり、また20歳を過ぎてから受け取るようにするなど、できるだけ受取時期を遅くすることで、返戻率を上げることができます

学資保険の返戻率比較ランキング10選

ここでは代表的な10社の学資保険の返戻率を元に、ランキング形式でそれぞれの特徴を紹介します。

1位:ソニー生命 学資金準備スクエア

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 10年(0歳~10歳)
払込保険料総額 186万4,800円
(月払い保険料1万5,540円)
受取学資金総額 200万円
返戻率 107.2%

特徴

  • 保障内容をシンプルにすることでトップレベルの貯蓄性を実現し、払込保険料より多くの学資金を受け取ることができる
  • 契約者が万が一のときには、払込保険料は免除され、保障はそのまま継続される
  • プラン設定が細やかで、家計に合わせた払込方法や受取方法を選べる
  • 専門のライフプランナーに相談することができる

2位:フコク生命 みらいのつばさ(ジャンプ型)

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 11年(0歳~11歳)
払込保険料総額 189万4,728円
(月払い保険料1万4,354円)
受取学資金総額 200万円
返戻率 105.5%

特徴

  • 大学進学に重点を置いて学資金を準備するプラン
  • 大学入学時に祝金をまとめて受け取ることで、貯蓄性を高めることができる
  • 保険料の払込は11歳までで、高校や大学時の負担が無い

3位:明治安田生命 つみたて学資

契約者年齢 25歳男性
保険料払込期間 10年(0歳~10歳)
払込保険料総額 190万8,396円
(月払い保険料1万5,899円)
受取学資金総額 200万円
返戻率 104.8%

特徴

  • 教育資金(基準保険金額)が70万円以上の場合、高額割引で受取率が上がる
  • 保険料の払込は、もっとも長いプランでも15歳で終了する
  • 契約者が万が一のときには、それ以降の払込が免除される

4位:日本生命 ニッセイ 学資保険(こども祝い金なし型)

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 18年(0歳~18歳)
払込保険料総額 288万3,600円
(月払い保険料1万3,350円)
受取学資金総額 300万円
返戻率 104.0%

特徴

  • 大学入学時から毎年1回、合計5回の学資年金を受け取れる
  • 払込保険料よりも多く、教育資金を受け取れる
  • 契約者が万が一死亡した時は、それ以降の払込が免除される

5位:住友生命 こどもすくすく保険

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 12年(0歳~12歳)
払込保険料総額 117万9648円
(月払い保険料8,192円)
受取学資金総額 120万円
返戻率 101.7%

特徴

  • 中学、高校、大学入学時に祝金を受け取れる
  • 祝金の受取総額が、払込保険料の総額を上回る
  • 契約者死亡時、高度障害の際はそれ以降の払込が免除され、祝金は満額受け取れる

6位:第一生命 こども応援団

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 15年(0歳~15歳)
払込保険料総額 297万6,190円
(月払い保険料1万6,525円)
受取学資金総額 300万円
返戻率 100.8%

特徴

  • 大学進学までの期間に資金を積み立て、17歳または18歳から学資金を、保険期間満了時に満期金を受け取れる
  • 契約者のもしもの場合(所定のガン、急性心筋梗塞などの病気や重篤な介護状態、死亡時など)に備えた払込免除保障が充実している

7位:オリックス生命 終身保険RISE(ライズ)

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 15年(0歳~15歳)
払込保険料総額 235万円7,100円
(月払い保険料1万3,095円)
解約返戻金総額 237万円
返戻率 100.5%

特徴

  • 保険料が上がることなく一生涯の死亡保障がついている
  • 貯蓄性があり、解約返戻金をこどもの学資金に充てることができる
  • 支払期間中の解約返戻金を抑えることで、支払保険料が手頃な金額になっている
  • 被保険者が重い介護状態になった場合や、余命半年以内と判断された場合は、前払いで保険料を受け取ることができる

8位:JA共済 こども共済「学資応援隊」

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 18年(0歳~18歳)
払込保険料総額 298万円7,928円
(月払い保険料1万3,833円)
受取学資金総額 300万円
返戻率 100.4%

特徴

  • 契約者が万が一の場合には、共済掛金が免除され、満期時に満期共済金が受け取れる
  • 学資金の受取時期を中学、高校、大学プランから選べる
  • 契約者の契約可能年齢が75歳まで

9位:アフラック 夢見るこどもの学資保険

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 10年(0歳~10歳)
払込保険料総額 305万円5,200円
(月払い保険料2万5,460円)
受取学資金総額 300万円
返戻率 98.1%

特徴

  • 高校入学時に学資一時金を、大学入学時から4年間学資年金を受け取れる
  • 出生予定日の140日前から加入できる
  • 保険料払込期間を18歳、17歳、10歳から選べる
  • 契約者が万が一死亡した時は、それ以降の払込が免除される

10位:かんぽ生命 はじめのかんぽ

契約者年齢 30歳男性
保険料払込期間 12年(0歳~12歳)
払込保険料総額 270万円
(月払い保険料1万8,720円)
受取学資金総額 260万円
返戻率 96.3%

特徴

  • 学資金の受取時期を3つのコースから選ぶことができる
  • 契約者が万が一死亡した時は、それ以降の払込が免除される
  • 出生予定日の140日前から加入できる
  • 学資金の必要時期に備え17歳満期も選べる
  • こどもの入院や手術などに対する医療保障特約もつけられる(育英年金付き学資保険は現在廃止)

返戻率が一番高いのは、ソニー生命の学資金準備スクエアという結果になりました。それぞれの学資保険によって、保障内容や払込期間なども違ってきますが、やはり返戻率の高さは大切なポイントとなります。 学資保険を選ぶ際の1つの指標にしてみてください。

返戻率をしっかり意識して、子供の将来に備えましょう

1人のこどもの教育費は、たとえば幼稚園から大学まですべて公立に通った場合で約1,000万円、すべて私立に通った場合は約2,800万円かかると言われています。だからこそ、計画的に学資金を準備するための学資保険が必要になってきます。そして学資保険をかけるなら、少しでも多く学資金を受け取れる、返戻率の高い商品を選ぶことが大切です

返戻率を上げるためのポイント

  • 保険料の払込期間をできるだけ短くする
  • 保険料を一時払いや全期前納払いで納める
  • 学資保険に加入するなら早い時期に
  • 学資金の受取時期をできるだけ後にする
  • 返戻率がもっとも高いのは、ソニー生命の学資金準備スクエア