こどもの将来のために入っておきたい学資保険ですが、いつ頃から加入したらいいのか、迷うことありませんか?早い方が良いとは聞くけど、ベストな加入時期はいつなのか?また、いざ加入するとして学資金の受け取り時期はいつにするべきなのか?今回はそんな疑問を解決するために、学資保険の加入時期と受取時期について、一番お得な方法を教えます!

教育資金を貯めるなら学資保険がお得!

学資保険とは、子供の教育費を貯蓄するための優れた1つの手段です。
こどもの年齢に合わせて、祝い金や満期保険金を受け取れます。

教育費を貯蓄する方法はいくつかありますが、その中でも学資保険が良いのには 理由があります。

① 強制力がある。
毎月の生活費の中から、将来の大学進学費用を計画的に積み立てるのは難しいものです。学資保険に加入していれば、毎月決まった金額を自動的に貯蓄できるので安心です。

② 万が一の保障がついている。
ほとんどの学資保険には、「払込免除特約はらいこみめんじょとくやく」がついています。
これは、契約者が死亡または重度の障がい者になった場合に、その後の保険料の支払が免除され、満期になれば契約通りの満期金が受け取れるというもの。

この保障があれば、たとえ親の状況が変わっても、子どもは進学を諦めずに自分の道を進むことができます。
また、子どもの病気やケガにも給付金がおりる学資保険もあります。

③ 支払った金額よりも多くの満期金を受け取れる場合がある。
保険に加入するタイミングや種類によっては、支払総額よりも多い額の満期金を受け取ることができます。その額は、銀行や郵便局でお金を預けて得られる利息より多いこともあります。

学資保険 定期預金
金利 返戻率108%の場合、0.8% 0.02%~0.2%

また、契約者と受取人が同じ場合、満期金から支払い保険料を引いた差額が50万円以下の場合は税金がかからないため、節税対策にもなります。

④ 節税ができる
学資保険は支払った保険料が生命保険料控除の対象となり、上限はありますが一定額を所得から差し引いて税金が安くなります。教育資金を貯めながら節税もできるという仕組みです。

このように学資保険に加入すれば、効率的に教育資金準備をしながら、万が一の保障も受けられます。とても心強い保険ですね。

学資保険のメリットについて詳しくはこちらの記事がオススメ!

学資保険はいつから入れる?

学資保険は「出産前加入特則」によって、出産予定日の140日前から加入できます。
加入年齢の上限は6歳までの保険が多く、中には小学生からでも入れる保険もありますが、ほとんどの場合は未就学時までです。
出産してからの乳幼児期は、育児の中でも一番手のかかる時期です。日々は慌ただしく過ぎてしまうので、出産前にしっかりと検討して、最適な保険を選んでおくと安心です。
もし赤ちゃんに万が一の事があった場合は、契約は無効になり払い戻されるので、妊娠が分かったら、さっそく検討していきましょう。

契約者の親にも年齢制限がある

加入できる年齢制限は、契約者である親にも設けられています。
保険会社や保険の種類によって変わりますが、多くの場合は以下のようになっています。

  • 男性は、55歳~60歳くらい
  • 女性は、60歳~65歳くらい

年齢制限がある理由は、「払込免除特約はらいこみめんじょとくやく」が付いているからです。
契約者が高齢であると、特約の対象になる可能性が高くなるため、年齢が制限されているのです。
加入契約者を親以外の大人にすることも可能ですが、祖父母の場合は特に年齢に注意しましょう。

入会するのにベストなタイミングは?

学資保険への加入は、できれば出産前やこどもが0歳のときがおすすめです。
その後も早ければ早いほうがお得です。

早いことによるメリット

① 保険料が安い。
保険料は契約者である親と、被保険者であるこどもの年齢で決まります。
加入年齢が早ければ、払込期間が長くなるため、月々の保険料が安くなります。

② 早くから医療保障や死亡保障が受けられる。
学資保険に加入すると、その契約日から保険に付いている保障が受けられるので、早めの加入をおすすめします。

③ 払込期間を短く設定できる。
加入年齢が早ければ、払込期間の設定を選ぶ幅が広がります。
例えば、「0歳で加入して10歳まで払い込む。」というプランにすると、比較的に生活費のかからない時期に払い込みを終えてしまうことも可能になります。

遅いことによるデメリット

① 審査が通りにくくなることがある。
加入する際には、それまでの病歴や、加入時の健康状態の審査があります。加入時期を遅らせることで、病歴が増えて審査が通らなくなる可能性が高くなります。

特に、1歳を過ぎると赤ちゃんは母体の免疫がなくなり、感染症にかかりやすくなります。よって0歳の時に加入するのがおすすめです。

② 加入できなくなる。
加入年齢にはこどもにも親にも上限があります。こどもが7歳以上になると加入できない学資保険が出てくるので、選択の幅が狭くなってしまいます。

満期金の受け取り時期はいつがお得?

満期金の給付は、家計に合わせてその時期や回数を選ぶことができます。
一般的な受け取り方を3種類と、その中でどれがお得なのかを見ていきましょう。

小、中、高、大学と、その進学時ごとに学資金を受け取る方法

それぞれの進学の際に「進学お祝い金」を受け取るプランです。
進学時ごとに学資金を受け取るイメージ 学資保険 タイミング

メリット
入学準備費用を家計の中から捻出する必要がなくなります。

デメリット
「進学お祝い金」も受取総額の一部ですから、先に受け取った分、満期金が少なくなります。

大学入学時にまとまった金額を一括で受け取る方法

もっとも教育費がかかる17歳~18歳時にまとめて受け取るプランです。それまで受取金はありません。
一括で学資金を受け取るイメージ 学資保険 タイミング

メリット
高校3年生の秋ごろから、受験費用や入学金、大学1年時の授業料など、短期間にまとまったお金が必要です。
この時期に給付金を受け取ります。受取金はすべてを使わなくても、その後の費用に流用もできますから、大学進学を安心して迎えられます。

デメリット
高校進学までの教育費は他で貯蓄をする必要があります。

大学入学後、毎年学資金を受け取る方法

一番お得な受け取り方です。
大学に進学した後、4回に分けて毎年学資金を受け取るプランです。それまで受取金はありません。
大学入学後毎年学資金を受け取るイメージ 学資保険 タイミング

メリット
保険料の積立期間が長くて受取時期が遅いほど、返戻率が高くなるため、満期の金額が増えて得をします。
最後の22歳で受け取る受取金は、大学院の進学資金や社会人への準備資金に充てることもできます。

デメリット
高校入学までの教育費と、大学入学時にかかる大きな出費には別で備えておく必要がありますから、契約者に十分な貯蓄が必要です。

学資金の受け取り時期は遅ければ遅い方が返戻率が上がってお得ですが、家計に合わせた無理の無いプランを選ぶことも大切です。

途中解約は損!加入前にしっかりプランニングを

将来の教育費を貯蓄するために加入する学資保険ですが、こどもの成長とともに家計の状況は変わり、毎月の支払が家計の負担になることがあるかもしれません。

そんな時は、「途中で解約する。」という選択肢もあります。
学資保険は掛け捨てではありませんから、満期を待たずに途中で解約してもお金は戻ってきます。ですがそれにはデメリットが3つあります。

① 解約する時期によっては損をする。
貯蓄と違い保険料の一部は他の費用に充てられています。

  • 契約の締結や維持にかかる経費
  • 保険金の支払い
  • 特約の医療保障

払込保険料からこれらの費用を差し引いた額が、解約返戻金として戻ってくるため、解約時期によってはそれまでの払込保険料より少ない額しか戻らず、損をしてしまいます。
解約返戻金は保険会社によって、また契約時の年齢や性別によっても違ってきますが、元本割れする可能性が高いでしょう。

② 年齢制限によって再加入ができない。
家計にゆとりができたら再び加入をしよう。そう思っていても、学資保険には年齢制限があります。
こどもと契約者である親の両方に年齢制限がありますから、年齢によっては再加入ができないこともあります。

③ 万が一の保障がなくなる。
学資保険に加入していることで受けていた医療保障や死亡保障がなくなります。

また契約者の親に万が一のことがあった時の「払込免除特約はらいこみめんじょとくやく」もなくなります。親にもしものことがあった場合に、こどもは進学を諦めなくてはならない状況になるかもしれません。

このように学資保険を途中で解約することは、教育費の貯蓄が止まるだけでなく、他にもデメリットがたくさんあります。
契約時には、途中で解約することのないように、しっかりと内容を見て無理のない支払い計画を立てることが大切ですね。

主な学資保険7社の加入可能年齢

それでは、実際に保険会社によって年齢制限にどのくらいの違いがあるのかを見てみましょう。

保険会社 商品名 年齢制限
かんぽ生命 はじめのかんぽ 12歳(12歳払い済の場合は6歳)
アフラック 夢みるこどもの学資保険 7歳(10歳払い済の場合は5歳)
第一生命 こども応援団 10歳
住友生命 こどもすくすく保険 9歳
明治安田生命 つみたて学資 6歳
フコク生命 みらいのつばさ 7歳
ソニー生命 学資金準備スクエア 3歳

一番年齢制限が高く、年齢の幅が広いのは「かんぽ生命 はじめのかんぽ」で12歳までです。
ソニー生命の「学資金準備スクエア」は加入が3歳までと、比較的年齢制限が低くなっています。
このように保険会社や保険の種類によって差がありますから、できるだけ早い時期に、家計とこどもの将来に合った保険を選ぶことが大切です。

まとめ

学資保険が必要なことは分かっていても、どの保険がいいのかよく分からないし、まだ先でいいかな…と思っていませんか?

育児中は忙しく、そしてこどもの成長は早く、あっという間に月日は流れていきます。その間に、返戻率はどんどん下がってしまいます。

教育資金は必ず必要になるものですから、早めに確保の見通しを立てましょう。そうすればあとは安心して、こどもの成長を見守ることができます。

まとめ

  • こどもの教育資金を貯めるには、学資保険がお得
  • 加入は早ければ早いほうがいい
  • 満期金の受け取りはなるべく遅いほうがお得

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