【FP監修】オリックス生命の終身保険「RISE」特徴と口コミ~学資保険の代わりになる?

こどもの教育資金の準備としてまず思い浮かぶのが学資保険ですが、終身保険でも教育資金の備えができることを知っていますか?

オリックス生命保険株式会社の終身保険RISE(ライズ)は保険料が安く、解約後の払戻率が高く設定されています。貯蓄としての効率性も優れているので学資保険の代わりとしても大変人気の商品です。
終身保険ですので万が一のときの備えもできますし、返戻率も年々上がっていくことが保証されています。

この記事では終身保険RISE(ライズ)のメリットや契約者の口コミを詳しくご紹介します。

【この記事の監修】

ファイナンシャルプランナー 西田 凌 学資保険プロ

ファイナンシャルプランナー
西田 凌

複数の保険総合代理店にて勤務後、より多くの方に「正しい情報」を届けるために、現在は完全独立系のファイナンシャルプランナーとして活躍中。
年間100世帯の面談経験を元に、個人のコンサルティングやweb上での相談サービスに加え、お金の専門家として様々な情報サイトで執筆を手掛ける。
保険のみならず、年金や社会保険、資産運用や老後資金など幅広い知識で家計にベストなアドバイスを行うFPとして人気が高い。

FP2級・AFP 資格保有

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終身保険「RISE」は「低解約返戻金型」の保険

終身保険とは契約者が亡くなったときに死亡保険金を受け取れる保険です。
掛け捨てではないので、お金が必要となればいつでも解約してお金を引き出すことが可能です。

ですが終身保険RISE(ライズ)は「低解約返戻金型」のため解約の時期に気を付けないといけません。

低解約返戻金型とは保険料の払戻期間中の解約払戻率を低く設定することにより、通常の終身保険よりも保険料を安くした仕組みのものです。
RISE(ライズ)の場合、低解約返戻期間は保険料払込期間と同じですので、保険料が払い終わるまでに解約すると、大きく元本割れをしてしまうことになります。

低解約返戻金型終身保険の解約返戻金イメージ オリックス 学資保険

以下の契約例をもとに説明します。

契約年齢 30歳男性
保険金額 500万円
月払保険料 10,870円
保険料払込期間 60歳払い済

この場合、60歳の低解約払戻期間前に解約してしまうと払込保険料3,913,200円に対して解約返戻金は3,009,950円と払戻率は76.9%となります。その反面、低解約払戻期間経過後は4,301,850円になり払戻率は元本を上回った109.9%になります。

元本割れをする期間があることで途中で解約をしにくくなりますので、教育資金の準備や老後の貯金などの目的をもってお金を貯めたいといった人におすすめです。

終身保険「RISE」の特徴とは?

では数ある終身保険の中でなぜRISE(ライズ)がおすすめなのか、その特徴を紹介します。

手頃な保険料で一生涯の死亡保障がつく

先に説明したように、RISE(ライズ)は低解約返戻金型のため保険料がお手頃ですが、他社の低解約返戻金型の終身保険と比較しても、保険料が安いことがメリットとしてあげられます。
以下の表では契約年齢30歳男性、60歳払済、特約付加しない場合の条件で他社と比較してみました。

保険会社 商品名 保険
金額
毎月の
保険料
オリックス生命 「RISE」 500万円 10,870円
アフラック 「WAYS」 12,180円
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 「一生の
お守り」
12,215円
三井住友海上あいおい生命 「&LIFE」 12,915円
東京海上日動あんしん生命 「長生き
支援終身」
13,685円

このように他社と比較しても、オリックス生命「RISE」の保険料が安いことがわかります。月々の保険料の支払いが心配で加入にためらっている人でも、少額の保険料から一生涯の保障を手に入れることができるので、比較的加入しやすいですね。
また解約しない限り何歳になっても死亡保険金が出るので、大切な家族に必ずお金を残すことができます。

保険金額や払込期間を選ぶことができる

RISE(ライズ)の保険金額や払込期間は選択の幅が広く、家庭のライフプランや経済状況、目的などに合わせて自由にカスタムして決めることが可能です。

保険金額は200万円から5,000万円まで100万円単位で設定でき、払込期間は終身払いか短期払いから選ぶことができます。

終身払いは一生涯にわたって保険料を払い続けるので、短期払いに比べ月々の保険料は低くなります。

短期払は払込をする年数(10年、15年、20年)や払込が終了する年齢(50歳から80歳)から期間を決めます。解約払戻金を利用する貯蓄目的の場合は短期払いを選びましょう。

ただし契約年齢や保障内容によっては選択できない払込期間がありますので、加入の際にしっかり確認しましょう。

払込期間終了後は、必要なタイミングで解約できる

払込期間終了後は元本も保証されているので、いつ解約しても損はしません。すぐに解約しなければいけないということではなく、お金が必要でない場合は解約せずにプールしておくことが可能です。

外貨建てのような為替リスクもないので、プールしておく年数が長くなるほど解約返戻金は右肩上がりに増えていく仕組みになっています。この貯蓄性を利用することでRISE(ライズ)には沢山の活用法があります。

老後の資金として

RISE(ライズ)は保険料が加入時から変わらないので、安定してお金を貯めていくことができます。現代では年金を受給できる年齢がどんどん遅くなっているので、退職後から年金受給までの生活費や、年金収入だけでは足りない生活費を補うためにも必要となってきます。セカンドライフを豊かにするために、早いうちから目標額(保険金額)を決めて計画的に準備をしておくことができます

相続対策や葬儀費用の準備

死亡したときの保険金受取人は契約のときに指定しておけるので、契約者が亡くなった後に必ず指定した人にお金を残すことができます。死亡保険金は遺産分割の対象にはならないので相続争いになる心配もありません。

また葬儀費用の準備としても生きているうちから用意しておけます。葬儀には一般的に約200万円近く必要と言われています。死亡すると銀行口座はストップしてしまいすぐに引き出すことができないので、死亡保険金といった形で準備しておくと銀行口座よりも早く現金化することができます

解約払戻金は書類をオリックス生命の本社に発送後、5日以内に支払われます。ただし年末年始やGWなど土日祝日の銀行休業日には着金ができませんので余裕を持った手続きをしましょう。

重度の介護状態や余命半年以内となった場合、前払いで保険金を受け取れる

RISE(ライズ)には介護前払特約があらかじめ付加されているので、契約後にオリックス生命が定める約款に基づく重度の介護状態になった場合や余命半年以内と判断された場合に前払いで保険金が支払われます。

また重度の障害状態やがん、急性心筋梗塞、脳卒中になった場合は保障は継続されますが以後の保険料の払込は免除されます

返戻率とシミュレーション

ではここで、払込期間別の月々の支払金額と返戻率をシミュレーション比較してみましょう。

※契約者:30歳男性 保険金額:300万円の場合
 
・払込期間を15年に設定した場合
月額保険料は13,095円、総支払額は2,357,100円
払込期間終了直後の解約返戻金:2,370,960円 
返戻率:100.5%

・払込期間を20年に設定した場合
月額保険料は9,807円、総支払額は2,353,680円
払込期間終了直後の解約返戻金:2,440,860円 
返戻率:103.7%

・払込期間を30年(60歳払済)にした場合
月額保険料は6,669円、総支払額は2,581,110円
払込期間終了直後の解約返戻金:2,400,840円 
返戻率:107.5%

このように、払込期間が長いほど月々の支払い保険料は安くなり、払込期間が長いほど返戻率は高くなります
終身保険RISEは短期で払込をして早いうちに解約するより、長い期間をかけて老後の資金に備えるといった目的の方が返戻率も上がり、お得であることがわかります。
ただし、払込期間が長くなるほど途中解約のリスクも高くなるということも頭に入れておきましょう。

加入する前の注意点について

RISE(ライズ)には沢山のメリットがありますが、ここでは契約前に知っておくべき注意事項を説明します。

払込の途中で解約すると元本割れする

低解約返戻金型の特質から、払込終了までに解約してしまうと解約払戻金が元本を下回り、大きく損をしてしまいます。戻ってくる金額は契約年齢、保険料払込期間、経過年数などの契約内容にもよりますが、だいたい70%前後です。

また低解約払戻期間経過後に解約した場合でも、すべての保険料の払込がない場合は解約返戻金は抑制されます。

途中で解約することのないように、加入時には必ず無理のない支払い計画を立てましょう。

インフレリスクがある

RISE(ライズ)は無配当の終身保険のため、インフレに弱いデメリットがあります。

インフレとは物の価値が上がり、相対的にお金の価値が下がることを言います。好景気のときにはインフレになりやすい傾向にあります。

例えば大学の授業料が300万円であった場合でも、10年後にインフレがおこると600万円になり、倍以上の資金が必要になる可能性もあります。
その時に資金が300万円しか無いと、いざというときにお金が足りないということになりかねません。

対策としては

  • 終身保険とは別にインフレに強いリスク資産も保有しておく
  • インフレで給料が上がったらその分を積み立てておく

などがあげられます。

実際に契約した人の評判と口コミは?

契約申込者調べで分かった実際の評価をご紹介します。
調査機関:みん評

RISE(ライズ)の良い評価と口コミ

RISE(ライズ)で特に多い口コミは「返戻率の高さ」といった意見でした。加入後の満足度も高く、払込期間を設定できる点も高く評価されています。

保険料が安くて返戻率も満期まで継続すれば110パーセントにも達する場合があるという貯蓄性の高さが一番の魅力です。

「銀行に低い金利で貯金しておくより、貯蓄性の高い終身保険RISEを選んだ」といった口コミや、
「もし自分が高度障害者になってしまった時も、もしもの時の備えをしながら、貯蓄できる」
「保険料をクレジットカードで払えるので、ポイントもつくし大変助かる」
といった声もありました。

RISE(ライズ)のあまり良くない評価と口コミ

あまり良くない評価で多いのは、払込期間内に解約すると元本を下回るという意見です。
また「入院や通院の医療保障の特約がないので別の医療保険に加入しないといけない」といった口コミもあります。

将来の支払いが不安な場合はできるだけ短期払いにして、元本割れのリスクを減らしましょう。

終身保険「RISE」は学資保険の代わりになる?

ここまで「RISE」の特徴やメリット、デメリットについて紹介してきましたが、学資保険の代わりに「RISE」でこどもの教育資金を積み立てていくのは有効なのでしょうか?

こどもの教育資金で一番お金がかかるのは大学進学時です
したがって学資保険はこどもが大学に入学する時期にある程度まとまった金額を受け取れるように設定されています。

「RISE」で大学入学資金を準備する場合、こどもが0歳から加入したとして、18年後に解約返戻金を受け取ることになります。
前述したシミュレーションでは、払込期間を15年に設定した場合の解約返戻率は100.5%となっているので、それ以前に解約しない限り元本割れする心配はありませんが、現在販売されている学資保険にはそれ以上に高い返戻率の商品もあるので、貯蓄性を重視したい場合は比較検討する必要があります。

「RISE」は払込期間が長いほど返戻率が高くなる商品ですので、教育資金より老後の資金のための貯蓄に利用する方が得策といえるでしょう

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まとめ

RISE(ライズ)の仕組みからメリット、デメリットを説明してきました。貯蓄性が高く様々な活用法があるので、目的を持ってお金を貯めたい人にはピッタリの保険と言えます。

近年ではマイナス金利の影響で、貯蓄性の高い保険は販売停止や利率の低下になる可能性があると言われています。販売停止になっても契約後は加入時のままの保障や返戻率が続くので、できるだけ早めに決断することをおすすめします。
申込場所は保険代理店や銀行などの金融機関でも取扱いがあり申込が可能です。時間がないという人はオリックス生命保険株式会社のホームページからも郵送で申込ができます。

  • 死亡保障と貯蓄両方に備えられる
  • 保険金額や払込金額を自由に決めることが出来る
  • 保険料払込終了までに解約すると元本割れをする
  • 他社と比較して保険料が安く払戻率が高い
  • 契約者の満足度が高い

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