【FP監修】赤ちゃんの銀行口座は必要?メリットとおすすめ銀行7選

赤ちゃんが産まれたら、将来のための貯金を始めたいですよね。将来の学資金や結婚資金など、親としては少しでも残してあげたいものです。
でも、貯蓄しようとしても、普段の生活費に消えてしまいがちですよね。
そんなとき、子供の専用銀行口座を作ると管理がとても便利になります。子供の専用口座があるといくら貯金がたまったか、すぐにわかって便利です。また、将来子供が独立するときにプレゼントしてあげたりできますよね。
そこで、本記事では子供の銀行口座開設におすすめの銀行を紹介します。口座開設のメリットや作成方法も解説するので、是非参考にしてくだいさいね。

【この記事の監修】

ファイナンシャルプランナー 西田 凌 学資保険プロ

ファイナンシャルプランナー
西田 凌

複数の保険総合代理店にて勤務後、より多くの方に「正しい情報」を届けるために、現在は完全独立系のファイナンシャルプランナーとして活躍中。
年間100世帯の面談経験を元に、個人のコンサルティングやweb上での相談サービスに加え、お金の専門家として様々な情報サイトで執筆を手掛ける。
保険のみならず、年金や社会保険、資産運用や老後資金など幅広い知識で家計にベストなアドバイスを行うFPとして人気が高い。

FP2級・AFP 資格保有

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赤ちゃんの銀行口座は必要?口座開設のメリット

赤ちゃんが生まれた時に迷うのが、赤ちゃん名義の銀行口座は必要かどうかということ。小さいうちはパパやママなど親名義の口座で十分と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、赤ちゃん名義の口座は早めに作っておくと便利なもの。ここではそのメリットについてご説明しましょう。

児童手当、学資保険の引き落としに便利

赤ちゃん名義の銀行口座は、児童手当の受け取りや学資保険の引き落としに使うのに便利です。
児童手当とは、0歳から中学卒業までの児童がいる家庭に国から支給されるもの。児童の年齢や第何子か、また家庭の所得によって、15,000円もしくは10,000円、もしくは5,000円のいずれかの金額を年に3回、毎年6月、10月、2月に、それぞれの前月分までの手当を受け取れます。
この児童手当の入金を子供の名義の口座にし、さらに子供のための学資保険保険料の引き落としも同じ口座にしておけば、児童手当を毎月支払う学資保険保険料に充てられますこうすることで、児童手当を無駄遣いすることなく、子供のために確実で有意義に利用することができますね。

児童手当の詳細や所得制限については、こちらの記事をチェックしてください。

お年玉やお祝い金の貯蓄ができる

赤ちゃんが生まれると、親戚や親しい友人からお祝い金を頂く機会もあるでしょう。また、子どもが小さいうちはお年玉などのお小遣いをもらうことも多いものです。
これらは、できるだけ使わず子どものために置いておきたいですね。こういったお金を入金しておくためにも、生まれた赤ちゃん名義の口座は便利。家計のお金と差別化し、子どものお金としてきちんと管理できます

将来子供にプレゼントできる

赤ちゃん名義の銀行口座は、将来本人に口座自体を渡すのにも便利です。別名義の銀行口座に子どものためのお金を入れていては、本人に渡す際に贈与税の対象となるとともに、口座の移し替えなどの手続きも必要となってしまうためです。せっかく貯めたお金に税金を取られてしまっては、元も子もないですね。一方、本人名義の口座であれば、通帳やキャッシュカード、印鑑を本人に渡せばOK。税金の徴収や面倒な手続きの必要はありません。
子ども本人のお金として置いておきたいお金があるのなら、子どものためにも本人名義の口座で管理するようにしましょう。
いつか子どもに通帳を渡すときの記念に、口座開設時の入金額を、出生時の体重にしておく人もいるみたいですよ。

赤ちゃんの銀行口座の作りかた
~口座開設に必要なもの

では、赤ちゃん名義の銀行口座はどうやって開設できるのでしょうか。ここからは、その方法や必要なものを紹介しましょう。

銀行窓口で口座を開設する方法

赤ちゃんの銀行口座を作るには、まず銀行の窓口に行って口座開設を行う方法があります。
名義人となる子どもが未成年の場合には、親権者が代理で口座を開設できることが多いので、必ず父親・母親などの親権者が窓口を訪れるようにしましょう。(ただし、銀行によって規定が違うので注意!)
銀行窓口で口座を開設する場合、銀行員に書類の記入方法などを教えてもらえる他、開設のお礼品をもらえる可能性もあります。自分で手続きができるか不安な方は、銀行窓口を訪れてみるといいですね。
赤ちゃん名義の銀行口座を銀行窓口で作る際に必要となる書類は、以下になります。

子供の本人確認書類(住民票や健康保険証、パスポートなど)
親権者の本人確認書類(住民票や健康保険証、運転免許証、母子手帳など)
③子供と親権者の関係がわかる書類(上記書類で確認できればOK)
④印鑑(シャチハタ以外)
⑤口座開設時に入金するお金(1円以上いくらでも可)

必要書類が不足していると口座開設はできませんので、窓口を訪れる前によく確認しておくようにしましょう。

インターネットで口座を開設する方法

赤ちゃんの口座を開設するには、インターネットから手続きを行う方法もあります。
そのメリットは、とにかく簡単で早いということ。パソコンやスマートフォンから手軽に手続きが行えるので、子どもが小さく外出しにくいお母さんにも便利です。
主な手順は、開設したい銀行の口座開設ページから必要事項を入力し、アプリの利用または郵送、または書類配達時の配達員によって本人確認を行うだけ。その後利用開始のための書類やキャッシュカードが自宅に届きます。
書類およびキャッシュカードの送付を待たなくてはならないので口座利用開始にはやや時間がかかりますが、銀行窓口での開設よりも少ない労力で自宅にいながら手続きができるのは便利ですね。
また、口座開設時には以下のものが必要となります。

子供の本人確認書類(住民票や健康保険証、パスポートなど)
親権者の本人確認書類(住民票や健康保険証、運転免許証、母子手帳など)
③インターネットツール(パソコンやスマートフォン、タブレットなど)

楽天銀行をはじめとしたインターネット口座開設では、印鑑は不要です。ただし、インターネット口座開設を受け付けていない銀行もあるので、事前にチェックしておきましょう。

キャンペーン開催中の銀行もチェック

赤ちゃんの口座開設を行う時には、各銀行のキャンペーンにも注目しておきましょう。時期によっては、口座開設によるプレゼントや金利上乗せ(定期預金口座の場合)を受けられる可能性もあります。過去には、ゆうちょ銀行での口座開設で1,000円のお年玉を受け取れたり、楽天銀行での口座開設で楽天ポイントを受け取れたりといったキャンペーンも行われていました。
せっかくなら、キャンペーンを利用して賢く口座開設を行いたいもの。口座開設を検討しはじめたら、銀行の店頭ポスターやチラシ、ホームページなどもチェックしておきましょう。

赤ちゃんの銀行口座おすすめ7選

世の中には数多くの銀行があります。そのため、生まれた赤ちゃんの口座をどの銀行で作るか悩んでしまう人も多いでしょう。そこでここでは、赤ちゃんの口座を開設するのにおすすめの銀行を7行、メリットや手続き方法とともにご紹介しましょう。

ゆうちょ銀行

❈ゆうちょ銀行を選ぶメリット
  • 全国各地にある郵便局店舗の窓口やATMで入出金ができる
  • ゆうちょ銀行ATMでの入出金が365日無料で行える。
  • ユニークなキャンペーンを行っていることも。
❈口座開設の申し込み方法
  1. 口座開設申込書(オンラインからダウンロードも可)を記入、捺印する。
  2. 申込書と確認書類、初回入金のお金を持って窓口へ。
  3. 通帳の発行、受け取りで完了(キャッシュカードは後日自宅郵送)。
❈必要書類
  • 赤ちゃん(こども)の本人確認書類
  • 親権者の本人確認書類
  • 赤ちゃんと親権者の関係がわかる書類(上記書類で確認できればOK)
  • 印鑑
  • 初回入金分のお金

⇒ ゆうちょ銀行口座開設ページはこちら

みずほ銀行

❈みずほ銀行を選ぶメリット
  • ATMが全国に7200拠点と、メガバンクの中でもっとも多いこと。
  • 預金残高やクレジットカードなど、取引によってはATM手数料が無料に。
  • ハローキティデザインの通帳あり。
❈口座開設の申し込み方法
<窓口の場合>
  1. 口座開設申込書(オンラインからダウンロードも可)を記入、捺印する。
  2. 申込書と確認書類、初回入金のお金を持って窓口へ。
  3. 通帳の発行、受け取りで完了(キャッシュカードは後日自宅郵送)。
<インターネットの場合>
  1. スマートフォンに専用アプリをダウンロードする。
  2. アプリから必要事項を記入し、送信する。
  3. 本人確認書類をスマートフォンで撮影し、送信する。
  4. 後日通帳が自宅に届くと完了。
❈必要書類
  • 赤ちゃん(こども)の本人確認書類
  • 親権者の本人確認書類
  • 赤ちゃんと親権者の関係がわかる書類(上記書類で確認できればOK)
  • 印鑑
  • 初回入金分のお金(窓口の場合)

⇒ みずほ銀行口座開設ページはこちら

三菱UFJ銀行

❈三菱UFJ銀行を選ぶメリット
  • 8:45~21:00の間なら、提携ATMでの手数料無料
  • 他銀行やコンビニなど、提携ATMが多い。
  • 残高照会やキャッシュカードの再発行など、多くの手続きはアプリで完結。
  • ディズニーデザインの通帳あり。
  • スーパー普通預金なら、取引内容によっては優遇も。
❈口座開設の申し込み方法
  1. 口座開設申込書を記入、捺印する。
  2. 申込書と確認書類、初回入金のお金を持って窓口へ。
  3. 通帳の発行、受け取りで完了(キャッシュカードは後日自宅郵送)。

※ネット申し込みは15歳以上のみ

❈必要書類
  • 赤ちゃん(こども)の本人確認書類
  • 親権者の本人確認書類
  • 赤ちゃんと親権者の関係がわかる書類(上記書類で確認できればOK)
  • 印鑑
  • 初回入金分のお金

⇒ 三菱UFJ銀行口座開設ページはこちら

三井住友銀行

❈三井住友銀行を選ぶメリット
  • 預金残高やクレジット・デビッドカードなど、取引によってATM手数料が無料に。
  • 取引によってポイントが貯まり、景品に交換できる
❈口座開設の申し込み方法
  1. 口座開設申込書を記入、捺印する。
  2. 申込書と確認書類、初回入金のお金を持って窓口へ。
  3. 通帳の発行、受け取りで完了(キャッシュカードは後日自宅郵送)。
❈必要書類
  • 赤ちゃん(こども)の本人確認書類
  • 親権者の本人確認書類
  • 赤ちゃんと親権者の関係がわかる書類(上記書類で確認できればOK)
  • 印鑑
  • 初回入金分のお金

⇒ 三井住友銀行口座開設ページはこちら

イオン銀行

❈イオン銀行を選ぶメリット
  • 金利が他行よりも高い
  • イオン銀行ATMなら365日いつでも手数料無料。
  • 窓口は年中無休で夜9時まで開口。
  • ディズニーデザインのキャッシュカードあり。
❈口座開設の申し込み方法
  1. イオン銀行ホームページの口座開設フォームに必要事項を入力し、申し込みを行う。
  2. カードが自宅に配送される。
  3. 配達員へ本人確認書類の提示を行い、カードを受け取れば完了。
❈必要書類
  • 赤ちゃん(こども)の本人確認書類
  • 親権者の本人確認書類
  • 赤ちゃんと親権者の関係がわかる書類(上記書類で確認できればOK)

⇒ イオン銀行口座開設ページはこちら

楽天銀行

❈楽天銀行を選ぶメリット
  • コンビニで入出金が可能
  • プログラムエントリーで月7回までATM手数料無料、月3回まで他行振込手数料無料。
  • 他行よりも金利が高い。
❈口座開設の申し込み方法
  1. 楽天銀行ホームページの口座開設フォームに必要事項を入力し、申し込みを行う。
  2. アプリ、配達員への提示、郵送のいずれかで本人確認を行う。
  3. 後日送られてくる書類を受け取り、楽天銀行アプリをダウンロード、初期設定を行う。
❈必要書類
  • 赤ちゃん(こども)の本人確認書類
  • 親権者の本人確認書類
  • 赤ちゃんと親権者の関係がわかる書類(上記書類で確認できればOK)

⇒ 楽天銀行口座開設ページはこちら

新生銀行

❈新生銀行を選ぶメリット
  • 提携ATMが多く、使い勝手が良い。
  • キャッシュカードを32色から選べる。
❈口座開設の申し込み方法
  1. 口座開設申込書を記入、捺印する。
  2. 申込書と確認書類、初回入金のお金を持って窓口へ。
  3. 通帳の発行、受け取りで完了(キャッシュカードは後日自宅郵送)。

※ただし、13歳以下の子どもの口座を作る場合、新生総合口座パワーフレックスを持つ親権者のみ取引可能。郵送による手続きでも同様。

❈必要書類
  • 赤ちゃん(こども)の本人確認書類
  • 親権者の本人確認書類
  • 赤ちゃんと親権者の関係がわかる書類(上記書類で確認できればOK)
  • 印鑑
  • 初回入金分のお金

⇒ 新生銀行口座開設ページはこちら

赤ちゃんの銀行口座を作るときの注意点

子供名義の銀行口座を作る時には、いくつか注意しておきたい点もあります。ここからご説明していきましょう。

1つの銀行で同一名義の口座は1つまで

以前は同じ銀行内で同一名義の口座は、支店が違うと複数開設することができました。しかし、最近では振り込め詐欺などの防止策として、同一名義の口座を複数作れない場合があります。それぞれの銀行規定によりますので、複数口座を持ちたい場合は一度問い合わせてみましょう。
ゆうちょ銀行は、以前より普通口座は複数持てないので、注意しましょう。

未成年は口座が作れない場合も

銀行によって対応は様々ですが、未成年の場合、保護者の同伴および同意がなければ口座開設ができない場合があります。特に子どもが14歳以下の場合には保護者による手続きが必要となることが多く、15歳以上になると本人だけでも手続き可能な銀行が多いようです。
生まれたばかりの赤ちゃんや幼い子どもの口座を開設する時には当然保護者が手続きを行いますが、もし中学生や高校生の子どもに口座開設へ向かわせる場合には、あらかじめ銀行に親の同伴の要不要について問い合わせておくといいですね。

休眠口座にならないように注意

複数の銀行口座を持っている方の中には、使っていない口座があるという方もいるのではないでしょうか。また、子どものためのお金を入れている口座を長い間そのままにしている方もいるでしょう。実は、これには注意が必要なのです。
なぜなら、長期に渡って使用されていない口座は休眠口座と呼ばれ、10年以上口座内で金銭の動きが見られない場合、その残高が預金保険機構の管理に移管されてしまうからです。そうなると、移管されたお金は民間の公益活動などに利用されることに。
せっかく子どものために置いておいたお金を移管されてしまっては大変ですね。これを防ぐため、必ず数年に1回は入出金を行い、10年以上放置しないよう気をつけましょう。

子供用の印鑑を作っておくと便利

子どものための口座は、いずれは子どもが自身で管理するようになるもの。子どもに管理を任せる時に子ども専用の印鑑を作り、口座印鑑の変更を行う方もいますが、この手続きには複数の書類記入や手続きが必要となり、面倒です。
子どもの口座を作る時に、はじめから子ども専用の印鑑を使用しておけば、こういった手続きは必要ありません。そのため、口座開設時には子ども専用の印鑑を作るのがおすすめです。
また、子どもが女の子である場合、将来的に苗字が変わる可能性も。その時に印鑑を変更しなくてもいいように、下の名前で作った印鑑を登録しておくのも良いでしょう。

年間110万円以上の預金は贈与税がかかることも

親と子であっても、お金を贈与する際には贈与税がかかります。その規定は年間110万円まで。これを超えると、贈与税の対象となります。
つまり、親の名前で子どものために貯金をしていてそれが110万円を超える場合、子どもに貯金を渡す時には贈与税がかかってしまうのです。このケースで贈与税の対象を避けるためには、年間110万円を超えないよう、数年に分けて貯金を子どもに渡さなければならなくなってしまいます。
こういったことを避けるためにも、子どものための貯金は子ども名義の口座に入金しておくのが安心。そうすれば、面倒な贈与手続きも高額な贈与税納付も必要ありません。

また、普通預金や定期預金としてではなく、学資保険で子どものためにお金を積み立てておくのもおすすめです。選ぶ学資保険の返戻率によっては、預金よりも高い利率で、子どもの学資金のために計画的な貯蓄ができるからです。返戻率の高い学資保険については、こちらの記事も参考にしてください。

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まとめ

生まれてきた赤ちゃんの口座開設についてご紹介しました。お金をうまく管理するためにも、お子さま名義の口座はひとつ持っておくと便利です。銀行によっても、口座開設の手続きやサービスの特徴は違っているので、よく比較してもっとも便利なものを利用したいですね。
また、赤ちゃんのためのお金の管理について悩んでいるという方は、まずは銀行窓口を訪れるのもひとつです。口座の種類や保険の選択など、個々に合ったマネープランを提案してもらえますよ。

  • 子どものお金は子ども名義の口座で管理するのがおすすめ。
  • 必要書類や手続き方法は要確認。銀行によって違いが。
  • 忙しいママ・パパはネット口座開設も利用しよう。
  • 休眠口座や贈与税には注意を!

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